コーヒーも地産地消

日本でも全国各地あらゆる方法によりコーヒーの木が栽培されています。しかし国産のコーヒーは国内で全体の消費量の0.0000001%とほんのわずか。
生産者はこれまで長い道のりを経て栽培のノウハウを身につけ日本でもコーヒーは栽培できるという段階まで辿り着き、近年その品質も向上しています。消費国である日本で作ることでより美味しいコーヒー作りを追求することができます。またより広い視点から問題をキャッチし、日本で培ったアイデアや技術で日本国内だけでなく、海外にまで還元できるよう取り組んでいきます。先代がこれまで培ってきた国産コーヒーの栽培・精製ノウハウや技術を次世代に受け継ぎながら、質の高い生産者思いのコーヒー作りの確立を目指します。

コーヒーアイランド、徳之島

鹿児島県南西諸島の奄美群島の一つである徳之島。白い砂浜にサンゴ礁、エメラルドグリーンやコバルトブルーの海に囲まれ、観光地化されていない手付かずの自然が残ります。希少固有種の宝庫としても知られており、2021年7月には世界自然遺産にも登録されています。

コーヒーベルトから約1000kmとやや外れているにも関わらず、亜熱帯性気候で年間平均気温が21.9℃とその温暖な気候により日本でコーヒー生産がされている数少ない地域の一つなのです。


おうちの庭でもコーヒーを植えている一般家庭も多い徳之島。島全体で1万2千本以上のコーヒーが栽培されています。さらに10万本のコーヒーのあるコーヒーアイランドを目指しています。

コーヒーの木は木陰が好きで意外と繊細な農産物。
海外のコーヒー園とは土壌も気候環境も違い日本独自の栽培の教科書もありません。日本のコーヒー生産地はこれまで台風や大雨、暑さ、湿度などさまざまな試練に幾度となく襲われ、生産者たちは計り知れない苦労を乗り越えてきました。

そして今、ようやく「日本生まれのコーヒー」は形になりつつあります。
自分たちの飲むコーヒーを自分たちで作る。そんな地産地消の思いをかけて少しずつ、少しずつ、生産者たちの努力により得られた栽培のノウハウで日本産コーヒーは新たな産業としての一歩を歩きはじめました。